私たちは、自分の能力の全てを注いで患者さんの治療にあたります。
私たちを信用し、自らの頭蓋骨をあける事を許してくれた患者さんに対し、持てるエネルギーと技術の全てを注ぎ込んで手術を行う事は医師として当然の事です。
脳神経外科の領域は、脳動脈瘤・脳腫瘍・脊椎変性疾患・その他、多岐におよび、サブスペシャルティー(専門分野)に分かれていきます。
人間である以上、万能ではありません。しかし、専門分野に特化する事で手術が誤りなく行えるのです。
私たちは、脳動脈クリッピング、脳血管内治療における脳動脈瘤塞栓術、変形性頚椎症対する頸椎椎弓形成術など、それぞれの専門分野での手術を1000件以上、助手ではなく術者とした医師たちです。
手術合併症の発生率は、全国平均を下回っております。
手術死亡はこれまで1例もありません。
- 脳動脈瘤開頭ネッククリッピング術 4/106(4%)
- 脳血管内手術 1/63(1%)
- 頸椎椎弓手術 12/311(4%)
脳動脈瘤の開頭ネッククリッピング術においては、硬膜切開後、全くの無出血手術を行っております。このため術後、全覚醒状態で病室に戻った時点で術前と変わらない状態です。
頸椎椎弓形成術は、執刀時間が1.5時間、腰椎手術は約3日間で退院しております。
脳血管内手術では、脳血管内治療センターの2名の日本脳神経血管内治療学会指導医(教授・准教授)が執刀医、助手として手術を行うという、極めて高度かつ充実した環境での手術治療を行います。また、石原教授は年間500症例以上の脳血管内手術を行っております。
脳神経外科主任部長 柴田 晃一

| 出身校 | 千葉大 (昭和58年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 脳神経外科手術全般、 脳動脈瘤クリッピング 脳腫瘍手術 |
| 認定医・専門医 | 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 脳神経外科専門医訓練施設長(指導医) |
脊椎外科部長 杉本 耕一

| 出身校 | 筑波大 (昭和59年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 腰痛疾患手術、 疼痛治療 |
| 認定医・専門医 | 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脳卒中学会認定医 日本脊髄外科学会認定医 日本体育協会公認スポーツドクター 日本医師会認定産業医 |
脳神経外科部長 澤浦 宏明

| 出身校 | 千葉大 (昭和59年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 脳神経外科手術全般、 正常圧水頭症治療 脳動脈瘤クリッピング |
| 認定医・専門医 | 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 日本医師会認定産業医 |
脳神経外科部長 大塚 俊宏

| 出身校 | 東京慈恵医大 (平成7年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 脳神経外科手術全般 脳血管内治療、外傷、脳腫瘍 |
| 認定医・専門医 | 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 |
俵矢 英輔

| 出身校 | 藤田保健衛生大 (平成16年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 脳神経外科全般 |
脊椎脊髄外科 森 俊一

| 出身校 | 愛媛大学 (平成5年卒) |
|---|---|
| 専門領域 | 頚椎前方、後方手術 胸椎後方手術 腰椎後方手術 脊椎圧迫骨折手術 |
| 認定医・専門医 | 日本脊椎脊髄病学会 指導医 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医 日本整形外科学会 専門医 日本体育協会公認スポーツ医 |
脊髄外科 田宮 亜堂

| 専門領域 | 脊髄腫瘍、脊髄血管奇形 |
|---|---|
| 認定医・専門医 | 日本脊髄外科学会認定医 |
脳血管内治療 山根 文隆

| 専門領域 | 脳動脈瘤塞栓術、頸動脈ステント留置術 |
|---|---|
| 認定医・専門医 | 日本脳神経血管内治療学会指導医 |
| 埼玉医科大学国際医療センター 脳血管内治療科 准教授 | |
脳血管内治療 石原 正一郎

| 専門領域 | 脳動脈瘤塞栓術、頸動脈ステント留置術 |
|---|---|
| 認定医・専門医 | 日本脳神経血管内治療学会指導医 |
| 埼玉医科大学国際医療センター 脳血管内治療科 教授 | |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 脳外科 全 般 |
柴田 | 澤浦 大塚 |
柴田 | 柴田 | 大塚 | 澤浦 大塚 |
| しびれ 痛み 脊椎 |
杉本 | 杉本 | 杉本 森 |
杉本 森 |
田宮 | |
| 脳血管内治療 | 山根 | |||||
| 血管バイパス | 古谷 |
「突然に発症した頭痛」
まったく予兆無く、突然にガーンと頭痛が生じ、その後に吐き気を伴い、数時間以上経っても一向に改善しないとき、これは「くも膜下出血」の可能性があります。
それまで気づかずにもっていた脳表の未破裂動脈瘤が破れたものです。
すぐにクリッピングを得意とする常勤脳外科医のいる病院に行き、適切な処置を受けて下さい。放置すると再破裂を起こし、生命にかかわります。
「朝に生じるめまい」
起床時に体がフワフワする感じが続いた場合、頸椎疾患である可能性があります。
また、高齢の男性が意識を失う発作を生じ、脳の検査では異常が無かったという場合も頸椎由来の疾患が考えられます。
後縦靭帯骨化症、変形性頸椎症などが十年以上かけてゆっくりと悪化し、頚髄が圧迫された症状として、いわゆる「めまい」として初発症状を出します。
この状態のまま放置した場合、軽い転倒事故がきっかけで脊髄損傷になる方もいるため、頸椎椎弓形成術を行って頸髄の圧迫を解除する必要があります。
ただし、寝返りや、特定の方向に頭を回転させた時だけに発生する回転性眩暈は、良性発作性頭位めまい症と呼ばれる病気です。この場合は数週間で自然治癒する良性の疾患なので、あまり心配はいりません。
「一過性脳虚血発作」
突然、半身の脱力や言語障害、ふらつきなどが生じ、数時間から数日で元通りに回復した場合、脳梗塞になりかけて、一時的に治ってしまった「一過性脳虚血発作」(TIA:Transient Ischemic Attack)という病気です。
高血圧、糖尿病、心房細動、喫煙、高度肥満などを十分に治療しないでおくと、動脈硬化が進む事で血管の壁が厚くなり、血栓を生じたり、閉塞したりします。
この場合は、すぐに脳外科常勤医、あるいは脳血管内治療の専門家がいる病院に行きましょう。
これを放置した場合、脳梗塞(脳の一部の血流が途絶える事により、その部分の脳が死んでしまい、回復不能な状態に陥ること)になってしまいます。
原因として、頸動脈の壁にプラークという物質が貯留し、頸動脈狭窄が進行している場合も多く見られます。これも高血圧、糖尿病などの血管の病気が本来の原因となります。
この病気は、頸動脈ステント留置術、頸動脈内膜剥離術を行う事で、脳梗塞を予防する事が出来ます。
脳神経外科 平成22年1月~12月手術実績
| 術式 | 件数 |
|---|---|
| 脳動脈瘤クリッピング | 30 |
| 脳腫瘍摘出術 | 6 |
| 脳動静脈奇形摘出術 | 1 |
| 開頭血腫除去術 | 11 |
| 脳膿瘍摘出術 | 2 |
| 顔面神経血管減荷術 | 1 |
| キアリー奇形手術 | 1 |
| 脊髄動静脈奇形手術 | 2 |
| 頸動脈ステント留置術 | 12 |
| 脳動脈瘤コイリング | 7 |
| 脳動静脈奇形塞栓術 | 1 |
| 脳腫瘍塞栓術 | 1 |
| 脊髄動静脈奇形塞栓術 | 1 |
| 頚椎椎弓形成術 | 67 |
| 頚椎前方固定術 | 4 |
| 腰椎後方固定術 | 21 |
| 腰椎椎弓切除術 | 16 |
| 脊髄腫瘍摘出術 | 2 |
| 脳室腹腔短絡術 | 19 |
| 減圧開頭術 | 4 |
| 慢性硬膜下血腫手術 | 30 |
| その他 | 18 |
| 総計 | 257 |
当科のホームページに記された通り、年間240例近くの手術を実施しており、どの手術も専門医、指導医が執刀しております。
クリッピングを数多く行いたい、脊椎の症例を経験したい、脳血管内治療の先端の治療をみてみたい、との考えで、それぞれの専門医、指導医を目指したい先生を待っております。
脳血管内治療では、埼玉医科大学国際医療センター脳血管内治療科の関連施設ですので、定期的にそこへ見学に行けますし、国内留学も可能です。
脊椎外科は指導医3名の体制です。他施設にはない、充実した指導体制です。
脳動脈瘤、椎骨動脈瘤、脳底動脈先端部動脈瘤に対しては、血管内治療の適応でなければ積極的に開頭手術を実施し、患者さんはみな社会復帰しております。
脳神経外科学会認定医をお持ちの先生を当方としては希望しますが、これから目指す先生も歓迎です。すべての手術に参加可能で、他の施設以上の経験を積んで頂きます。
年に2回以上の学会発表を義務としています。学会聴講は何回でも可能です。
当院までの通勤時間が2時間程度の方でも大丈夫です。
設備的には、助手も立体視可能な顕微鏡、高回転型ドリル2機、3D‐DSA可能なdual panel DSAなどがあります。
病院自体は開院4年目で、広く清潔です。ご興味をお持ちの方は、是非一度、見学に来て下さい。
主任部長 柴田晃一
見学をご希望の先生は下記までご連絡下さい
病院代表番号047-498-8111
柴田晃一メールアドレス ihciuok@infoseek.jp
| 日 時 | 演題・講師・場所 |
|---|---|
平成23年 |
鎌ケ谷総合病院 脳神経外科定期講演会 |
| 平成23年 4月18日(金) |
特発性正常圧水頭症 その病態、診断、鑑別診断 |
| 症状 | 疑われる病気 |
|---|---|
| 進行性の頭痛 | 慢性硬膜下血腫 脳腫瘍 |
| 突発した頭痛 | くも膜下出血 解離性動脈瘤 |
| 起床時のふらつき | 頸椎脊柱管狭窄 |
| 進行性の両下肢(単下肢)麻痺 | 脊柱管狭窄 脊髄腫瘍 |
| 進行性の歩行障害 | 脊柱管狭窄症 脊髄腫瘍 |
| 両上肢の巧緻運動障害 | 頸椎後縦靭帯骨化症 |
| 四肢の異常知覚(慢性) | 変形性頚椎症 後縦靭帯骨化症 |
| 膀胱直腸障害 | 脊髄腫瘍 脊柱管狭窄 |
| 一過性の視野欠損 視力異常 | 内頚動脈狭窄 |
| 進行性の視野欠損 | 後頭葉脳腫瘍 下垂体腫瘍 |
| 一過性の失語症、失名詞 | 一過性脳虚血発作 |
| 構音障害 | 脳幹梗塞 脳幹脳腫瘍 |
| 構語障害 | 脳梗塞 |
| 空間失認 | 頭頂葉脳梗塞 脳腫瘍 |
| 着衣失行 | 頭頂葉脳梗塞 脳腫瘍 |
| 単語がでない 失名詞 | 頭頂葉脳梗塞 脳腫瘍 |
| けいれん | 脳腫瘍 |
| てんかん | 脳腫瘍 |
| 意識消失発作 | 椎骨脳底動脈狭窄 脳腫瘍 |
| 生理停止・不順 | 下垂体腫瘍 |
| 末端肥大症 | 下垂体腫瘍 |
| 乳汁分泌 | 下垂体腫瘍 |
| 性欲低下 | 下垂体腫瘍 |
| 小児 くり返す頭痛嘔吐 | 小脳腫瘍 急性水頭症 |
| 小児 思春期早発症 | 脳腫瘍 |
| 小児 ふらつき | 小脳腫瘍 |
| 小児 複視 眼球運動障害 | 小脳腫瘍 |
| 皮膚カフェ・オ・レ班 | 神経線維腫症 |













