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外科

下肢静脈瘤の治療

下肢静脈瘤でお悩みの方へ
鎌ケ谷総合病院
外科部長 向後 正幸

平成5年から今日まで、約20年以上に渡り下肢静脈瘤の治療に携わって参りました。特に平成26年6月に健康保険が適用されたラジオ波(高周波)による血管内焼灼術には力を入れており、これまでの症例数は800例を超えました。鎌ケ谷総合病院着任後はラジオ波(高周波)による血管内焼灼術を主に、患者様の状態に最適な静脈瘤治療を提供しておりますので、下肢静脈瘤でお困りの際はお気軽に当外来までお越し下さい。

鎌ケ谷総合病院 外科部長 向後 正幸
日本外科学会専門医/下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医

受付方法
受付時間 毎週水曜日(祝日除く/8:00~11:30受付)

※初めて当院を受診される方、他院からの紹介状をお持ちの方は1階ロビーの『総合受付窓口』でお手続き下さい。

既に診察券をお持ちの方で、他院からの紹介状が無い方は1階に設置されている『再来機』に診察券を挿入し、
『外科』→『診察』→『医師選択』→『向後医師』の順番にボタンを押してお手続き下さい。

足の血管がコブに・・・下肢静脈瘤とはどんな病気?

下肢静脈瘤は足の静脈に備わる血液の逆流を防ぐための『弁』が不調をきたすことで、本来は心臓に戻るはずの血液が足の静脈内に溜まってしまい、静脈が膨張してコブのようになる病気です。

下肢静脈瘤とはどんな病気?

下肢静脈瘤には『伏在型』『側枝型』『網目状』『くもの巣状』の4種類があり、いずれも急激に悪化することや、生命に危険が及ぶ事はありませんが、下記のような症状が発現する事によって、生活の質(QOL)が低下する事があります。ただし、下肢静脈瘤が重症化した場合は『うっ血性皮膚炎』や『潰瘍』になってしまい手術が必要になる場合もありますので、他の病気と同じく侮ることなく適切な診断と処置を行う事が大切です。

下肢静脈瘤の主な症状

下肢静脈瘤の主な症状は下記の通りです。

  • 足の血管がボコボコに浮き上がり、コブのようになる。
  • 足のむくみ、倦怠感がある。
  • 足がつりやすい。
  • 足の皮膚が硬くなったり、色素沈着が起こる。
  • 足に潰瘍ができる。
下肢静脈瘤の主な症状

これらの症状や進行度合いには個人差がありますが、下肢静脈瘤が自然に治る事はありません。
たかが静脈瘤と放置するのではなく、一度は受診してご自身がどの様な状態なのかを明らかにすることをお勧めします。

下肢静脈瘤の治療

下肢静脈瘤の治療では、ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術やストリッピング手術、硬化療法などの治療方法から、患者さまの状態に合ったものを選択します。

ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術

平成26年から健康保険が適応されたラジオ波(高周波)による血管内焼灼術(けっかんないしょうしゃくじゅつ)。ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術では、高周波を発生させる細い管を膝の内側から静脈瘤まで挿入し、静脈内で高周波の熱を発生させる事で血管壁を閉塞させることで静脈瘤を治療します。

カテーテルの挿入

カテーテルの挿入、治療説明

治療に伴う切開などが無いこと、局所麻酔で治療を行うこと、治療に要する時間が15~20分程度で済むこと、日帰り手術が可能であることから、治療に伴う日常生活への影響も少ないという特徴があります。

ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術のメリット

では、ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術のメリットを再確認してみましょう。

鎌ケ谷総合病院が行っているラジオ波(高周波)による血管内焼灼術の場合は基本的に日帰りでの治療となるため、治療に伴う時間的負担を抑えることができます。また、ラジオ波(高周波)による血管内焼灼術を行った場合の費用は概ね次のようになっています。

70歳以上で1割負担の場合 合計14,000円前後
(診察費+エコー+採血等含む/このうち治療にかかる費用は概ね12,000円前後)
3割負担の場合 合計50,500円前後
(診察費+エコー+採血等含む/このうち治療にかかる費用は概ね45,000円前後)

※上記は概算です。治療費用詳細に関するご質問は医事課(1階総合受付)にお尋ね下さい。

ストリッピング手術

ストリッピング手術は、昔から下肢静脈瘤の治療で広く使われてきた歴史ある治療方法です。
膝下と鼠径部を数センチ程切開し、そこからストリッピングワイヤーという針金を挿入して傷んで血液が逆流している静脈自体を取り除くため、再発するリスクが低いという特徴があります。
血管を取り除くと聞くと不安に思う方もおられるかもしれませんが、むしろ問題のある静脈を抜くことによって下肢の血液の流れは本来の流れに戻ります。

高位結紮術

高位結紮術(こういけっさつじゅつ)は、傷んで血液が逆流している静脈の根元と、周辺に枝分かれしている静脈を縛ったあとに切り離すことで血液の逆流を防ぐ治療方法です。ストリッピング手術に比べて身体的負担が軽いという特徴がありますが、この治療のみでは根治しないため、硬化療法という治療も併せて行います。

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