令和元年度 鎌ケ谷総合病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
  7. その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 12 76 90 145 239 383 793 1652 1391 411
鎌ケ谷総合病院では、近隣医療機関や関係諸機関との連携体制の構築や、顔の見える関係作りを積極的に行うとともに、院内各診療科が連携して地域に根差した医療を提供しています。
入院ベッド数も331床に増床し、救急車・独歩来院問わず、救急患者様の迅速な受入れを徹底。現在は、より多くの患者様に最善の医療を提供できるよう、心臓血管外科や脳神経外科をはじめとした専門診療科の強化を図っています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等2 なし　定義副傷病 なし 74 34.97 20.84 13.51 83.89
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病 なし 72 23.31 12.58 5.56 78.36
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 66 5 5.01 0 71.53
0400801499x012 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等2 なし　定義副傷病 あり　A-DROP スコア2 57 34 18.27 14.04 87.07
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等1 なし　手術・処置等2 なし　定義副傷病 なし 50 27.9 17.71 16 84.94
当院の内科では、生活習慣病である高血圧症、高脂血症、糖尿病をはじめ心血管疾患、呼吸器疾患、腎臓病、肝疾患、アレルギー疾患などの精査・治療を行っております。疾患名が不明で診療科選択が困難な症例についても総合的な精査を行い治療を行います。近隣の医療機関との連携を密にし、患者様に質の高い医療の提供が出来る体制を整えています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病 なし 35 2.37 2.63 0 64.6
060100xx01xx1x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病 あり - - 3.57 - -
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 7.42 - -
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし - - 7.65 - -
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎　手術・処置等２ なし - - 5.39 - -
消化器科は主に胃から大腸までの消化管と肝臓・膵臓などに疾患をもつ患者様の診療を担当する科になります。患者様お一人ずつの症状・経過に応じて必要な検査を行い、迅速・的確な診断・治療に努めております。内視鏡センターでは、食道から十二指腸までの上部消化管、盲腸から直腸までの下部消化管に生じる様々な疾患に対応しております。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 55 2.05 3.01 0 69.44
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 14 5.71 4.40 0 75.36
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 10 20.5 17.71 0 75.8
050130xx9910xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし - - 15.15 - -
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 12.37 - -
狭心症の特徴として、突然、心臓のあたりが締め付けられる、圧迫されるような痛みが起こり、左肩・左腕内側に拡散します。そのため、「いつ、どこで、どのような状態で、どのくらいの時間続いたか」という問診が大切になります。しかし、高齢者の場合は症状が乏しく、また症状を医師に的確に伝えられない場合が多いため、ご家族や介護者の方々の日頃の状態との違いを医師に伝えて頂く事も大切です。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 55 2.05 3.01 0 69.44
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 14 5.71 4.40 0 75.36
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 10 20.5 17.71 0 75.8
050130xx9910xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし - - 15.15 - -
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 12.37 - -
狭心症の特徴として、突然、心臓のあたりが締め付けられる、圧迫されるような痛みが起こり、左肩・左腕内側に拡散します。そのため、「いつ、どこで、どのような状態で、どのくらいの時間続いたか」という問診が大切になります。しかし、高齢者の場合は症状が乏しく、また症状を医師に的確に伝えられない場合が多いため、ご家族や介護者の方々の日頃の状態との違いを医師に伝えて頂く事も大切です。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 92 4.75 4.85 0 68.91
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等1 なし　手術・処置等2 なし　定義副傷病 なし 52 9.67 8.89 7.69 68.4
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等2 なし 29 9.69 10.34 0 63.83
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 23 4.39 5.45 0 42.83
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし 20 6.8 7.65 0 58.9
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等 20 4.95 6.37 5 62.35
当院外科は良性疾患の中でも代表的な疾患である胆のう（総胆管）結石症、急性虫垂炎、そけい（大腿）ヘルニアの症例を多数治療しています。可能な限り腹腔鏡手術を行ない患者様の負担を減らし入院期間の短縮を心がけています。また、消化管穿孔などの救急疾患に対しては24時間体制で緊急手術が出来る体制を整えています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 164 32.04 25.94 31.1 82.14
160760xx97xxxx 前腕の骨折　手術あり 76 5.82 5.54 1.32 59.59
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病 なし 53 39.13 19.40 20.75 80.75
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 47 35.57 23.56 8.51 73.79
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等1 なし 34 11.91 12.55 2.94 68.56
高齢化社会を迎え骨折、特に骨粗鬆に伴う股関節、手関節、肩の骨折が増加しております。当院では県内でも有数の外傷手術を行っており、救急による受入れも積極的に行っております。高齢者は様々な合併症を有していることが多く、長期臥床を避けるため早期手術を心がけ、手術後は早期に日常生活・社会復帰を目指すため、リハビリテーション科と連携し治療にあたっております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし - - 3.10 - -
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし - - 5.41 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１ なし - - 4.67 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし - - 7.90 - -
080006xx01x0xx その他の新生物　手術あり - - 6.39 - -
形成外科では皮膚腫瘍、軟部腫瘍、皮膚悪性腫瘍、眼瞼下垂症、陥入爪、肥厚性瘢痕、ケロイド、全身管理を要さない程度の熱傷、顔面や四肢の外傷など形成外科全般の治療を行っております。2019年3月より入院治療も可能となり、短期入院での眼瞼下垂症手術症例が増えています。皮膚悪性腫瘍に関しても転位のない症例に対しては手術可能で、縫合閉鎖が困難な症例では皮膚移植術や皮弁での閉鎖も行っております。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 19 26.32 16.13 0 73.95
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 11 3.36 7.34 0 59.45
010010xx99000x 脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 11.27 - -
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 11.86 - -
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 １あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 18.24 - -
脳血管障害、脳腫瘍を主に治療を行っています。
開頭手術だけでなく、血管内手術も開始しました。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 3.01 - -
050080xx99100x 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 3.01 - -
050130xx99000x 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 17.71 - -
050161xx99000x 解離性大動脈瘤　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 17.34 - -
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患　下肢静脈瘤手術等 - - 2.78 - -
心臓血管外科では、体全体に血液を送るポンプの働きをしている心臓とその心臓から送り出された血液を全身に運ぶ役割をもつ血管の病気を専門とする科です。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 10 2 2.78 0 74.8
我が国における失明原因の第1位を占めている緑内障・上位をしめる糖尿病網膜症は日本の社会において大きな問題となっております。当院の眼科では現在、白内障だけではなく年齢とともに有病率が増加していくことが知られている緑内障の患者様、糖尿病の3大合併症のひとつである糖尿病網膜症の患者様の早期発見・早期治療により失明という危険性を少しでも減らすことが出来るように努めております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍　頸部悪性腫瘍手術等　手術・処置等1 なし　手術・処置等2 なし　定義副傷病 なし 21 10 13.11 0 68.14
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり 14 4.93 7.24 0 57.64
010155xxxxx10x 運動ニューロン疾患等　手術・処置等2 1あり　定義副傷病 なし 11 21.73 18.15 9.09 54.91
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍　甲状腺悪性腫瘍手術　切除等　手術・処置等1 なし - 5 8.44 0 57.44
03001xxx0110xx 頭頸部悪性腫瘍　頸部悪性腫瘍手術等　手術・処置等1 あり　手術・処置等2 なし - 27.2 27.04 0 72.2
耳鼻咽喉科（頭頸部外科）では、鼻・口腔・喉に生じた良性・悪性腫瘍と甲状腺や大唾液腺、頸部リンパ節の腫瘍を専門に診療を行っております。治療においては、患者様の身体的負担の軽減や日常生活の維持を第一に考え、投薬治療や手術だけでなく放射線治療も当院で行える体制を整えております。
　頭頚部外科で扱う疾患は、日常生活において重要な機能の温存が必要なため入院期間が長くなる傾向にありますが、院内の他診療科との連携を密に行い、近隣の医療機関のご支援もあり全国平均よりも少ない在院日数となっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等1 あり　定義副傷病 なし 212 1.85 2.49 0.94 71.87
110070xx0200xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等1 なし　手術・処置等2 なし 70 8.06 7.07 0 74.66
110420xx02xx0x 水腎症等　経尿道的尿管ステント留置術等　定義副傷病 なし 66 4.05 4.22 3.03 73.56
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等 50 15.96 12.18 2 72.6
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術等 46 10.72 8.52 0 72.85
泌尿器科では上記疾患をはじめ、多彩な泌尿器科疾患の治療にあたっています。また、いち早くロボット支援手術システムを導入し、前立腺癌の全摘手術で活用している事から、前立腺の悪性腫瘍件数も多くなっています。手術後も定期的なフォローはもちろん、自院内で完結する治療を提供しています。また、最新の支援手術ロボットを導入し、さらなる向上が見込める科となっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 7 7 7 5 3 3 1 7,8
大腸癌 11 16 11 23 4 10 1 7,8
乳癌 11 12 6 5 0 5 1 7,8
肺癌 0 2 1 3 0 0 1 8
肝癌 1 3 2 0 2 2 1 7,8
※ 1：UICC TNM分類,2：癌取扱い規約
5大癌とよばれる、胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝臓癌に対しては、全体の症例数はいわゆるハイボリュームセンターには及ばないものの、個々の疾患に対しそれぞれ専門医が遜色ない最新の治療を行なっています。適応のある症例には腹腔鏡手術を行ないます。また放射線照射療法や化学療法のほか、緩和ケアとなられた患者様を受入れる専門病棟（緩和ケア病棟）を有しており、多数の医療機関様からの転院も多く受入れております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 19 10.68 51.84
中等症 193 25.95 79.97
重症 51 32.82 83
超重症 17 53.41 84
不明 0 0 0
市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。日本呼吸器学会が定めたA-DROPスコア重症度分類を用いて分類しています。一般的な傾向として、患者様の年齢に比例して重傷度が上がる傾向にあり、当院でも重症度が高いほど平均年齢が高くなっていることが分かります。2020年1月以降、新型コロナウイルスによる肺炎（COVID-19）も見られており、市中肺炎との鑑別が需要です。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 85 34.16 77.99 8.16
その他 13 42.23 79.38 0
脳梗塞では、独歩来院、紹介、救急問わず積極的に受け入れています。脳梗塞に罹患する患者様の年齢が比較的高齢であることもあり、他の病院で受入れ拒否された症例も当院では受け入れています。平成29年11月より回復期リハビリテーション病棟が開棟し、急性期治療から日常生活・社会復帰までを当院で行っております。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 18 23.22 80.44 33.33 75.39
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 14 44.57 39.29 7.14 82.5
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 13 16.85 14.69 15.38 78
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K610-3 内シャント設置術 - - - - -
内科では薬物治療を主としますが、疾患によっては内視鏡的手術、悪性腫瘍に対する放射線化学療法、胃瘻造設術などの内視鏡治療、胸水・腹水濾過濃縮再静注法、透析導入、組織生検、骨髄生検、気管切開術などの侵襲的治療も行っております。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2cm未満） 38 0.84 1.61 0 67.74
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径2cm以上） - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層） - - - - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - - - -
当院の消化器科では、内視鏡検査・治療を積極的に行っております。内視鏡では病巣を早期発見し、重症化する前に内視鏡治療を行っています。特に早期がんを含む腫瘍に対して行う内視鏡的治療に関しては、適切な診断と治療を提供しております。また、日帰り手術センターを設け術前・術後管理も徹底し患者様の体調管理を行っております。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 13 2.92 6.85 0 74.38
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞） - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症） - - - - -
K5463 経皮的冠動脈形成術（その他） - - - - -
経皮的冠動脈ステント留置術・形成術は、心臓を取り巻く血管（冠動脈）が狭窄し、心筋に十分な血液を送ることができない状態を、カテーテルを使用して狭窄部分を拡張、もしくはステントという薄い金網を膨らませ留置し、血流を確保します。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 50 1.34 4.06 0 71.02
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 49 2.84 4.1 2.04 64.94
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 42 0.71 1.76 0 67.1
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 20 0.2 3.3 0 44.95
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 14 1 6.79 0 68.71
消化器がんなどの悪性腫瘍から外傷まで幅広い疾患の治療に当たっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（大腿） 127 2.46 27.53 24.41 80.2
K0821 人工関節置換術（膝） 98 2.56 33.55 7.14 70.82
K0811 人工骨頭挿入術（股） 75 2.21 33.51 30.67 80.75
K0462 骨折観血的手術（前腕） 69 2.67 8.19 1.45 61.07
K0463 骨折観血的手術（鎖骨） 41 1.68 12.93 2.44 54.98
当院の特徴として、施行件数の多い膝、股関節だけではなく、肘、足首、手指といずれの部位の人工関節手術も行うことができます。関節疾患、スポーツ、脊椎疾患など様々な分野において保存的治療・手術治療も行っております。とくに変形性関節症、関節リウマチは人工関節手術を必要とすることも多く、それぞれの病態に合わせて、術前評価、低侵襲手術、経験豊富な技術によって多くの患者様に良好な成績を残しております。また、御高齢の患者様も多いことから麻酔科・外科など他科との連携を通して非常に少ない合併症となっています。退院後は近隣の病院・クリニックと連携しリハビリ加療を行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0064 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径12cm以上） - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） - - - - -
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（躯幹） - - - - -
K2193 眼瞼下垂症手術（その他） - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径2cm以上4cm未満） - - - - -
2019年3月より入院手術や全身麻酔手術が対応可能となったことで、サイズの大きな皮膚皮下腫瘍摘出術が増加しました。70代以上の受診者が多く、眼瞼下垂症手術や皮膚悪性腫瘍切除術が増加しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） - - - - -
K6101 動脈形成術、吻合術（頭蓋内動脈） - - - - -
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 - - - - -
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
脳血管障害、脳腫瘍を主に治療を行っています。
開頭手術だけでなく、血管内手術も開始しました。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5541 弁形成術（1弁） - - - - -
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） - - - - -
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術（人工心肺不使用）（2吻合以上） - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術（その他の動脈） - - - - -
K6171 下肢静脈瘤手術（抜去切除術） - - - - -
心臓血管外科では、大動脈に対するステントグラフト、ASO（慢性閉塞性動脈硬化症）に対する血管形成術、下肢静脈瘤に対する血管塞栓術（グルー治療）を含めた各種の手術を行なっています。

※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他） 10 0 1 0 74.8
2020年5月に眼科常勤医師が着任。現在は白内障から網膜硝子体疾患、緑内障をはじめとした幅広い領域の眼科疾患の治療に当たっています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4571 耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術） 11 0.27 3.55 0 59.09
K374 咽頭悪性腫瘍手術 10 2.4 10.9 0 64.7
K403-24 嚥下機能手術（喉頭全摘術） - - - - -
K4691 頸部郭清術（片） - - - - -
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術（全摘及び亜全摘） - - - - -
頭頸部外科では、鼻・口腔・喉に生じた良性・悪性腫瘍と甲状腺や大唾液腺、頸部リンパ節の腫瘍を専門に扱っています。また、上記の表にはありませんが、筋萎縮性側索硬化症（ALS）の患者様には、嚥下障害の進行による誤嚥対策として『誤嚥防止術』も行っています。
※病院情報公表の集計条件に基づき、症例が10例未満の場合には、－(ハイフン)と表示しております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 100 1.01 4.25 11 74.07
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他） 64 1.84 6.27 0 73.69
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる） 49 1.31 13.41 2.04 72.61
K8411 経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用） 35 1 9.06 0 73.63
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザー） 29 1 4.45 0 66.66
泌尿器科では、手術支援ロボット（ダヴィンチ）による前立腺癌治療や尿道狭窄に対し尿管ステントの設置などの治療が短期入院にて可能となるよう努めております。また、腎・尿路結石に対し行なう経尿道的尿路結石除去術は、早期退院となるよう努めております。

その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.02
異なる 1 0.02
180010 敗血症 同一 26 0.5
異なる 47 0.91
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる 5 0.1
180040 手術・処置等の合併症 同一 47 0.91
異なる 4 0.08
播種性血管内凝固症候群、敗血症、真菌感染症などが入院のきっかけとなった病名と『同一』の場合と『異なる』場合の症例数になります。当院の場合、入院のきっかけとなった疾患と同一である場合が多いため、受入れ時から速やかに治療を行っています。その結果高齢者であっても軽快での退院が多くなっております。
更新履歴
2020/9/28
病院情報の公表 掲載