院長挨拶・病院概要
院長挨拶

鎌ケ谷総合病院は平成19年9月に開院した総合病院です。開院からこれまで、地域住民の皆様をはじめ、医療機関、消防署、警察署など多くの方々に支えられながら、24時間365日の救急医療を継続。同時に、信頼される病院を目指して医療環境の整備を図って参りました。
今日では心臓血管外科や脳神経外科、脳血管内治療センターの治療を強力に支えるハイブリッド手術室、正確な治療と身体的負担の軽減が期待できる手術支援ロボット・ダヴィンチ、3T MRIや320列CTをはじめとした各種検査機器、回復期リハビリテーション病棟、外来化学療法センター、放射線治療装置などを備えるまでに至り、様々な疾患に対応可能になりました。現在も医療環境の整備と人材確保・育成を進め、全ての患者さまがより良い環境で医療を受けられる環境作りに取り組んでいます。
一方で、患者さまを待つだけでは地域医療を守ることはできません。新型コロナウイルスの流行以降は医療講座や他業種とコラボレーションしたイベントを自粛しておりましたが、今後は様々な機会を活用し、正確な医療情報を皆さまに届けると共に、人間ドックをはじめとした各種検診や予防接種の充実を図るなど、健康維持・管理の啓蒙と予防医療を推し進める所存です。
今後も「生命だけは平等だ」の理念のもと、「皆様の大切な人」「大切な時間」「大切な生活」を守るために、高い技術力に裏付けられた信頼性と、優しさに溢れる病院を目指して職員一同努めて参りますので、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
鎌ケ谷総合病院 院長 堀 隆樹 Takaki Hori
認定医・専門医 |
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病院概要
開設者 | 医療法人 徳洲会 |
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病院名 | 鎌ケ谷総合病院 |
所在地 | 〒273-0121 千葉県鎌ケ谷市初富929-6 |
開院日 | 2007年(平成19)9月 |
理事長 | 東上 震一 |
病院長 | 堀 隆樹 |
副院長 | 浅井 昌大(頭頚部外科) 望月 猛(整形外科) 星 健太郎(歯科・歯科口腔外科) 永井 基樹(外科) |
事務長 | 渡辺 和彦 |
看護部長 | 三浦 千賀子 |
病院の類型 | 一般病院 |
許可病床数 | 331床 |
入院基本料 | 一般病棟7対1入院基本料 |
建物概要
建物 | 鉄筋コンクリート造 地上10階(PH1階)地下1階 |
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敷地面積 | 20,577.39平方メートル |
延床面積 | 45,525.35平方メートル |
駐車場 | 500台 |
標榜診療科目
内科 | 消化器内科 | 循環器内科 |
腎臓内科 | 脳神経内科 | 小児科 |
外科 | 乳腺外科 | 整形外科 |
形成外科 | 脳神経外科 | 心臓血管外科 |
頭頸部外科 | 皮膚科 | 泌尿器科 |
産婦人科 | 眼科 | 耳鼻咽喉科 |
リハビリテーション科 | 救急科 | 歯科 |
歯科口腔外科 | 麻酔科 | リウマチ科 |
病理診断科 | 放射線診断科 | 放射線治療科 |
緩和ケア内科 |
法令による医療機関等の指定
- 保険指定医療機関
- 救急告示病院
- 労災保険指定医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 被爆者一般疾病医療機関
- 身体障害者福祉法医師指定医療機関
- DPC対象病院(調整係数:1.0766 機能評価係数I:0.1792 機能評価係数II:0.0532)
日本医療機能評価機構
(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価ver.6認定
学会認定(教育指定、実習指定)
- 日本内科学会 教育関連病院
- 日本呼吸器学会 関連施設
- 日本循環器学会 認定循環器専門医研修施設
- 日本心血管インターベンション治療学会 研修施設
- 日本外科学会 外科専門医制度修練施設
- 日本消化器外科学会 専門医制度指定修練施設(関連施設)
- 日本がん治療認定医機構 認定研修施設
- 日本整形外科学会 専門医研修施設
- 日本リウマチ学会 教育施設
- 日本手外科学会 研修施設
- 日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医教育施設
- 日本脳神経外科学会 研修施設(関連施設)
- 日本救急医学会 救急科専門医指定施設
- 日本麻酔科学会 麻酔科認定病院
- 日本口腔外科学会 認定関連研修施設
- 厚生労働省 臨床研修病院(協力型)
- 厚生労働省 臨床修練指定病院
その他
- 公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価ver.6認定
- 一般財団法人日本医療教育財団による外国人患者受け入れ医療機関認証制度認証医療機関
医療安全管理指針
この指針は、医療従事者の個人レベルでの医療事故防止対策と、医療施設全体での組織的な医療事故防止対策の二つの対策を推し進めることによって、医療事故の発生を未然に防ぎ、患者様が安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目指しています。鎌ケ谷総合病院(以下「当院」とする)における医療安全管理体制を確立し、適切かつ安全で質の高い医療サービスの提供を図ることができるように作成しました。
1.医療安全管理対策のための委員会・組織に関する基本的事項
①医療安全管理委員会
病院長の強いリーダーシップのもと適正な組織体制を築き、医療安全管理対策を企画、実施します。医療安全管理者と医療安全部門、メディカルリスクマネージメント委員会と連携するとともに、全部門にセーフティマネージャーを配置し、医療安全対策の共有と実施、評価を推進していきます。
②医療安全管理部門
定められた委員で構成され医療現場での事故防止や安全対策について、組織全体の立場から中心的な役割として、各部門における医療安全対策の実施状況の評価に基づき医療安全確保のための業務改善計画を進めます。また、医療安全管理委員会や患者相談窓口と連携し、医療安全対策に係る取り組みの評価を行うカンファレンスを定期的に実施します。
2.職員研修に関する基本方針
医療安全管理に関する意識の高揚及び医療の質の向上を図るため、全職員に対し医療安全管理に関する研修を年2回程度行います。
3.事故報告等の医療に係る安全の確保を目的とした改善のための方策に関する基本方針
医療安全管理者を中心にセーフティマネージャーやメディカルリスクマネージメント委員会で原因の分析及び改善策について検討し、医療安全部門と協力して事故発生の再発予防を図ります。
4.医療事故発生時の対応に関する基本方針
医療側の過失有無関わらず、可能な限り当院内総力を結集して患者様の救命と事故拡大防止に力を尽くします。また、当院内のみで対応が困難と判断された場合には速やかに他の医療機関等協力を求め、それに必要なあらゆる情報・資材・人材を提供します。また、救命措置に支障のきたさない限り速やかに事故の状況、現在の回復措置、その見通しについて、患者様本人、ご家族などに誠意をもって説明します。
①患者に対する指針の閲覧に関する基本方針
本指針は、患者様及びその家族からの閲覧要求があった場合はこれに応じます。
②患者様からの相談への対応に関する基本方針
「説明と同意」の成果を得ながら医療者と患者・家族が互いに寄り添い合い双方満足の結果が得られるよう最善を尽くします。これにより病院や医療従事者に対する信頼を高めるとともに、良質な患者サービスが提供できるよう「患者相談窓口」を設置します。
③医療安全の推進のための基本方針
医療安全管理マニュアルは、必要に応じて改訂を行い、改訂後全職員に周知します。
院内感染対策指針
この指針は、院内感染の予防・再発防止対策及び集団感染事例発生時の適切な対応など鎌ケ谷総合病院(以下「当院」とする)における院内感染対策体制を確立し、適切かつ安全で質の高い医療サービスの提供を図ることができるように作成しました。
1.院内感染対策に関する基本的考え方
安全な医療の提供のために、病院全体として感染対策に取り組み、院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めます。
2.院内感染対策に係る委員会・その他の組織に関する基本的事項
感染防止対策に関する意志決定機関として院内感染対策委員会を設置し、毎月1回会議を行い感染防止対策に関する事項を検討します。
また感染対策チーム(ICT)を設置し、感染防止対策の実務を行います。
3.院内感染対策に係る職員研修に関する基本方針
職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術向上を図るため、全職員対象とした研修会を年2回以上行っています。
4.感染症発生状況の報告に関する基本方針
法令で定められた感染症届出の他、院内における耐性菌等の分離状況を集計し、院内感染対策委員会及びICTでの検討、現場へのフィードバックを実施しています。
5.院内感染発生時の対応に関する基本方針
院内において感染症患者が発生した時は、臨時の院内感染対策委員会を招集し感染経路の遮断とともに、ご家族や外来患者さん等への拡大を防止するよう努めます。また必要に応じ保健所へ報告し、速やかに連携し対応します。
6.患者さんへの情報提供と院内感染対策指針の閲覧に関する基本方針
患者さんやご家族の方に感染対策への理解と協力を得るため、院内掲示や病院のホームページに掲載等を行い積極的な閲覧の推進に努めます。あわせて患者さんとご家族の方に、感染対策のための手洗いやマスク着用等の協力をお願いします。
7.抗菌薬適正使用に関する事項
耐性菌の予防のために広域抗菌薬等に指定抗菌薬を定めています。抗菌薬使用患者さんについては使用量、効果などを定期的に抗菌薬適正使用支援チームが介入し、適切な抗菌薬使用になるように努めます。
8.地域連携に関する事項
当院は地域における感染対策を強化するため、医療法人社団一心会 初富保健病院及び医療法人徳洲会 成田富里徳洲会病院と連携し、情報の共有をいたします。
9.その他 院内感染対策推進の為に必要な事項
院内感染防止対策マニュアルを整備して、定期的な見直しと病院職員への周知徹底を図ります。
また病院職員が感染源とならない様、ワクチン接種に努め健康管理に留意しています。