乳腺外科Breast surgery

専門医療・TOPICS

乳腺外科で扱う主な疾患

鎌ケ谷総合病院 乳腺外科では乳がんや肉腫、良性乳腺腫瘍、乳腺症、乳腺炎をはじめとした疾患の治療を行っています。

親切・丁寧・気軽に受診できる環境作りを心掛けておりますので、『腫れや痛みなど気になる症状がある方』『セルフチェックでしこり(しこりがあるような気がする場合も)や、違和感を感じる方』『検診で専門医の受診を勧められた方(二次検診の方)』『乳腺外科(乳腺専門医)の受診が出来る病院をお探しの方』はお気軽のご受診下さい。

 

悪性疾患

乳がん・肉腫等

良性疾患

良性乳腺腫瘍(線維腺腫)・乳頭腫・乳腺症・乳腺炎・乳房肥大(女性化乳房)等

他にも乳房に関する様々な治療を行っております。

紹介状や検査結果等をお持ちの方は忘れずにお持ち下さい。

乳腺外科で行う各種検査

乳腺外科では多様な疾患に対応するために検査環境の充実を図っています。3Dマンモグラフィー、2台のMRI(3.0T/1.5T)、3台のCT(320列CT1台/64列CT2台)をはじめ、エコー検査装置(超音波検査)などの各種検査機器を駆使して診断を行っています。

 

指診/触診

乳腺外科専門医が乳房表面の異常やしこり、腫れ、分泌液を調べます。

腫瘍マーカー

がんによって作り出される物質を採血で調べる検査です。腫瘍マーカーだけでがんの有無の診断はできないため、治療効果や状態の観察など診断の補助的な役割があります。

マンモグラフィー

マンモグラフィーは板で乳房を薄く延ばし、そこをX線撮影する検査です。視診や触診、エコー(超音波)検査では発見が困難な小さな病変はマンモグラフィーで検査を行います。
当院では、乳房の断面画像を様々な角度で何枚も撮影して異常を調べるため、従来のマンモグラフィーよりも精度が高いとされている3Dマンモグラフィーを導入しています。
この装置には「乳房の形にそってしなるソフト圧迫板」「患者さん個々に最適な圧迫を加える最適圧迫機構」が備わっており、過度の圧迫を抑え、検査に伴う痛みの軽減を図っています。

エコー(超音波)検査

エコー(超音波)検査は乳房の表面にプローブという超音波を出す機械を当て、超音波が反射する様子を画像で確認する検査です。

乳房内のしこりの大きさ、がんのリンパ節への転移などを調べます。

病理検査

病変の組織を採取し、がんの有無を調べる検査を病理検査といいます。この検査には「細胞診」「組織診」があり、いずれも採取した細胞を病理診断科の医師が顕微鏡でがんの有無を調べます。

 

乳がんと診断されたら

乳がん治療には三つの柱があり、これらを組み合わせて根治を目指すことになります。

乳がん治療三本柱
  1. 手術療法
  2. 薬物療法
  3. 放射線療法

 

乳がんの診断がついた時点で脳、肺、骨、肝臓など、腋窩リンパ節(脇の下のリンパ節)以外の臓器への転移があるかどうかで治療方針が大きく変わってきます。遠隔転移がある場合は、基本的には手術は行わず、薬物療法主体となります。

 

治療の選択

遠隔転移がない場合でも手術先行の場合と、薬物療法施術後に手術を行う場合に分けられます。乳がんが大きく、切除が困難な場合や、リンパ節転移が著しい場合、乳がんを出来る限り縮小して乳房切除を回避したい場合などは術前に薬物療法を行います。

これ以外にも、がんの増殖に関わる因子であるHER2蛋白が異常に発現している場合は、進行がんでなくても化学療法を先行する事があります。

 

乳がんの治療

手術に関しては、乳腺エコーやMRI等の画像診断から乳房内でのがん進展範囲を診断した後、乳房全体を切除する必要があるのか、それとも乳房を温存できるのかを判断します。

乳房切除をした場合は、形成外科医と連携し、患者さんの希望があれば乳房再建を行います。乳房を温存した場合は、温存乳房内の再発を防ぐために放射線治療を行います。

 

センチネルリンパ節生検

画像診断で明らかな腋窩リンパ節(脇の下のリンパ節)への転移が無い場合は、乳がんの細胞が最初に辿り着くリンパ節を手術中に検査して転移の有無を診断する「センチネルリンパ節生検」を行い、転移を認めた場合のみ腋窩リンパ節を切除します。

ただし、最近は転移があっても郭清を省略する場合もあります。

 

術後と再発予防~ホルモン療法と化学療法~

術後の再発予防で行う治療にはホルモン療法と化学療法があり、切除したがんの特性と病期(ステージ)によってホルモン療法を行うか、化学療法を行うかを選択します。

ホルモン療法とは、女性ホルモンと結合して増殖するタイプの乳がんにおいて、その結合を阻止する薬剤を投与する治療方法です。

化学療法には腫瘍を直接攻撃する抗がん剤と、抗がん剤の作用を増強させたり、転移や増殖に関わる因子(HER2など)を抑制する薬剤があり、それらを用いて治療を行います。

ホルモン療法であれば5~10年、化学療法なら3~15カ月程度薬剤を使用します。

定期的なじゅしんと検査は治療の進行度に応じて若干変動しますが、概ね3~6カ月ごとに治療を行い、合計で5~10年間フォローします。

また、再発した場合でも、効果の高い新しい薬が開発されており、以前に比べて格段に予後が改善しています。

 

心がけたい/知って頂きたい事

乳がんは「がん」の中でも比較的予後が良く、根治を目指せる病気です。

早期発見と治療のためにも、月に一度の自己検診と、医療機関で定期的な検診を受けることを心がけて下さい。

そして、もしセルフチェックや検診で異常を認めた場合は、速やかに乳腺外科専門医のいる病院を受診しましょう。

 

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